大谷、7日に今季9度目先発 過酷な16連戦最終戦「しっかり勝てるように」
5日はスタメン外れる、コンディションは「そんなに変わってない」
エンゼルス大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地ロイヤルズ戦で打者として4試合ぶりにスタメンを外れた。試合前には、9度目の先発マウンドに上がる6日(同7日)のロイヤルズ戦に向けて、ブルペンで「フルゴリラ」と呼ばれる力を込めた投球練習を行い、「しっかりで勝てるように頑張りたい」といつもどおり静かに闘志を燃やした。
ロイヤルズといえば、4月15日(同16日)の敵地での一戦に大谷がマウンドに上がる予定だったものの、球場につららができるほどの寒さで中止となっていた相手。温暖なアナハイムで今度こそ投手として対戦することになるが、本人は「いつもどおり頑張りたいなと思います。あの時とまた違うと思いますし、メンバーの入れ替えもあると思うので、あらためて頑張りたいなと思っています」と話した。
東海岸遠征も含む過酷な16連戦の最終戦。メジャー1年目の大谷はもちろん、チームメートも疲労が溜まっているはずだが、コンディションについては「そんなに変わってない」という。
「まずは今日のほうが大事だと思いますけど、1試合1試合頑張っていきたいなと思っていますし、その中でも先発の試合でしっかりで勝てるように頑張りたいなと思います」
やることは変わらない。5勝目を目指して、マウンドに上がる。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)