ヤンキース指名、異色ドラ1捕手の素顔 両投両打も11歳までは「普通だと…」

ヤンキースのスカウトも絶賛「魅力的なところは捕手ができて、両打ちであること」

 6フィート(約183センチ)、200ポンド(約91キロ)の恵まれた体格。捕手としては今シーズン、21回中12回の盗塁を阻止。MLB公式サイトのドラフト有望株紹介「プロスペクト・ウォッチ」では捕手としては4番目となる第46位にランクされ、シグラーより上位で指名された捕手は、ジャイアンツ1巡目(全体2番目)のジョーイ・バート(ジョージア工科大)だけ。球団の期待の高さがうかがえる。

「シグラーの魅力的なところは、捕手ができて、スイッチヒッターであることだと思う」とヤンキースの米国内アマチュア選手スカウト担当のデーモン・オッペンハイマー副社長。「両打席で彼はパワーを見せている非常に優れた野球の才能がある。また、彼は多才であり、他のポジションでプレーできる能力がある」とその能力にほれ込んでいる。

 ヤンキースはクリーンアップを張っている強打のサンチェスが不動のレギュラー。25歳と年齢も若く、控えのロマインも29歳と捕手陣は安定しているが、シグラーは18歳の高校生捕手。MLB公式サイトによると、二塁手、あるいは三塁手として起用することも期待できるとのこと。「本当にワクワクしている」というシグラーが今後どのように成長していくか、注目だ。

【動画】ヤ軍が異色の捕手を指名…両投を駆使して投球を行うシグラー

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