大谷、5回に投球練習のみで緊急降板 右中指のマメと球団発表 今季2度目

5回のマウンドに上がるも、投げずに降板したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
5回のマウンドに上がるも、投げずに降板したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

4月にも右中指マメの影響で2回で降板

 エンゼルス大谷翔平投手が6日(日本時間7日)、本拠地でのロイヤルズ戦で今季5勝目を目指したが、1点ビハインドの5回に一度はマウンドへ上がったが、投球練習を終えて緊急降板。4回を4安打4奪三振3四球1失点(自責1)だった。球団は降板理由を「右中指のマメ」と発表した。

 大谷は序盤から制球にばらつきが見られたが、3回まで無失点に抑えた。だが、4回になると制球を大きく乱す場面が増え、2死二塁からゴードンに右前タイムリーを許し、1点を先制される。なおも2四球などで2死満塁とピンチを作ったが追加点は許さず。何とか最少失点で乗り切った。

 5回も一度はマウンドに向かい投球練習を始めたが、ソーシア監督がナギー投手コーチやトレーナーと一緒にマウンドを訪れ、大谷は緊急降板。球団によれば、右中指にマメを作った影響で降板したという。

 この日は4回で63球を投げて、ストライクは33球だった。

 大谷は4月17日(同18日)の本拠地レッドソックス戦でも右中指にマメを作り、2回4安打3失点で降板し、メジャー初黒星を喫していた。この時は中6日を空け、4月24日(同25日)敵地アストロズ戦でマウンド復帰を果たしていた。

 チームは5回にキンズラーとコザートの連続二塁打で同点に追いつき、試合を振り出しに戻した。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY