姜正浩、飲酒運転&“逃走”を「後悔」 米メディア「シラフでMLB復帰目指す」
「ヤジ」も覚悟「自分に対する反応を全て受け入れていく」
その上で「そして今、彼はシラフとなり、野球にだけ集中している」と指摘。1A+ではここまで5試合に出場し、打率.412、3本塁打、8打点と格の違いを見せつけている。野球人生が終わるかもしれないという局面もあっただけに、本人は「心配していなかったと言ったら嘘になる」と話したというが、ようやくアメリカで野球ができる状況になった。
昨オフはドミニカ共和国のウィンターリーグにも参加しながら、成績不振で放出された姜。ただ、食事や生活スタイルといった環境の違いに慣れるのに時間がかかったことが理由だと本人は説明。メジャーでも十分に通用する力の持ち主であるということは、最初の2年間ですでに証明済みだ。また、ドミニカでのウィンターリーグ期間中にラム酒の製造工場を訪問したとの報道があったことについては、本人はその時に飲酒はしていないときっぱり否定したという。
記事では、姜がパイレーツに合流できない間、アンドリュー・マカッチェン外野手(現ジャイアンツ)やフランシスコ・セルベリ捕手らと連絡を取り続けていたことも紹介。本人の“パイレーツ愛”は変わらず、「ピッツバーグ、そしてファンと共に分かち合った経験はとてつもなく意味のあるものだった。それが、持ちこたえるためのモチベーションだった」と話している。一方で、このことがきっかけでファンから厳しい反応が出ることも覚悟している様子で、同メディアの取材に対して「周りからヤジが飛んできても、それなりのことをしたわけだから。自分に対する反応を全て受け入れていく」とも語ったという。
ここまで31勝31敗の地区4位ながら、首位とは6ゲーム差とまだチャンスは残されているパイレーツ。起爆剤にもなるだけに、シーズン中に姜正浩が復帰する可能性は高そうだ。
(Full-Count編集部)