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中日松坂は“荒れ球”が武器? 好敵手の3冠王・松中氏が指摘する好投の要因

7日、ナゴヤドームで行われたソフトバンク戦。昨季まで3年間在籍した古巣との先発マウンドに上がったのは、中日の松坂大輔投手だった。序盤は制球に苦しみ、ピンチを背負ったが、終わってみれば5回3安打1失点の粘りの投球だった。味方打線の援護があり、リリーフ陣が何とかリードを守り抜いたことで古巣から今季3勝目を挙げた。

松坂好投の要因は“荒れ球”にあり?「逆に打者が絞りづらいからいいんじゃないか」

 まず何よりも、1軍で故障なく投げられている姿を喜んでいた松中氏。キャンプ時期には、松坂の投球フォームを「胸のロゴと顔の動きが一体化していて、捻れる動作があまりないように見える。僕も現役の最後のほうがそうだったんだけど、体を捻らないとパワーが出ない。大輔を見ると、体を捻じろうとすると顔も一緒に向いてしまっている」と指摘していたが、前日までの投球を見た印象を「僕のイメージであった顔のところも多少良くなってきている。だから勝負できているのかな」と語った。

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 ここまで松坂は7試合に先発して3勝3敗、防御率2.41と右肩故障に苦しみ、過去3年間でわずか1試合しか投げられなかったとは思えないほどの投球を見せている。現在の投球スタイルを「ボールを動かして打ち取っているし、自分で変わろうとしているというか、そういうところは見れるよね」と松中氏は言う。

 前日は5回104球を要し、ここまでの登板でも四球、球数が多くなっている右腕。だが、松中氏はここまで好投が続いている要因に、この“荒れ球”があると指摘した。「ちょっと球数が5回で100球では多すぎるんだけど、逆に打者が絞りづらいからいいんじゃないか。荒れていると思っていたら、ここぞで良いところに決まっている。まとまってくると、逆に良くないかもしれない」。制球が荒れながらも、ここ1番では良いところに投げ込んでいることで、相手打者を苦戦させていると語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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