中日藤嶋がプロ初先発初勝利! 松坂先発回避の緊急事態を救う
毎回走者を背負うものの粘り強く投げ、6回9安打2失点
■中日 11-3 西武(17日・メットライフ)
中日は、藤嶋健人投手が緊急事態を救う好投を見せ、連敗を3で止めた。17日、メットライフドームでの西武戦。この日は松坂大輔投手が先発予定だったが、試合開始直前のアップ中に背中の痙攣を訴えて急遽先発を回避。代役としてプロ初先発のマウンドに上がった藤嶋が6回2失点と好投。味方打線も爆発し、試合開始直前に漂った暗雲を振り払った。
試合開始7分前に、突如、スタジアムに流れた先発変更のアナウンス。急遽、プロ初先発となっ20歳の右腕が救世主となった。いきなり2点の援護をもらった初回、秋山、源田に連打を許したが、浅村、山川、栗山を3者連続三振斬り。圧巻の立ち上がりを見せると、4回に森に2ランを浴びたものの、6回9安打2失点でプロ初先発初勝利を飾った。
味方打線は3回に3点、4回にもビシエドの3ランなどで4点を加えると、8回にもビシエドが10号2ラン。主砲が3安打2本塁打6打点と圧巻の働きを見せ、14安打11得点で大勝した。
西武は先発の榎田が中日打線につかまった。初回にビシエドの適時打などで2点を奪われると、3回には平田への押し出し四球、高橋の犠飛、福田の適時打で3失点。4安打4四球で5点を失い、4回途中でKOされた。