古巣ド軍指揮官がダルビッシュを語る「自身に多くのプレッシャーをかける男」

ロバーツ監督「高額契約を結んで最初から活躍するのは簡単ではない」

 リグレー・フィールドでナ・リーグ優勝を決めたその後、ダルビッシュはワールドシリーズでアストロズ相手に2試合に投げていずれもKOされ、特に雌雄を決する第7戦での乱調でファンから厳しい目を向けられた。オフには去就の決着に時間がかかったものの、2月になってカブスと6年総額1億2600万ドル(約137億円)で契約。しかし、ここまで1勝3敗、防御率4・95。現在、上腕三頭筋腱炎で今季2回目の故障者リスト(DL)入りと、真価はいまだ発揮されていない。

 しかし、ロバーツ監督は、ダルビッシュの能力について疑いは持っていないようだ。記事の中で「自身に多くのプレッシャーをかける。それがダルビッシュという男だ。彼は活躍したがっている。新しい契約を結んで、新しい環境に身を投じ、スタートで躓いて批判されたとなれば、彼がそこからの影響を受けていたのは間違いない。非常に素晴らしい選手だが、ここはメジャー。そのような(高額の)契約を結んだら、大きな期待を受けることになる。だが、(環境を変えた当初から活躍するのは)それほど簡単ではないよ」と話し、長い目で見る必要があると訴えていた。

(Full-Count編集部)

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