ジャイアンツ守護神がドア殴り右手小指骨折の愚行 インスタで猛省も…

19日、マーリンズ打線相手に救援失敗し降板したジャイアンツ・ストリックランド【写真:Getty Images】
19日、マーリンズ打線相手に救援失敗し降板したジャイアンツ・ストリックランド【写真:Getty Images】

9回2点差守れず、マーリンズに逆転許しブチ切れた

 まさに“やらかした”。ジャイアンツの守護神ハンター・ストリックランドが、18日(日本時間19日)のマーリンズ戦で4-2の9回に登板したが、3安打2四球の大乱調。逆転を許し降板後、激情に任せて利き手の右手でドアを殴打し小指を骨折、6~8週間の離脱を余儀なくされることになったとMLB公式サイトが伝えている。

 ダイヤモンドバックス、ドジャースを追走するナ・リーグ西地区3位のジャイアンツにとって、痛すぎる守護神の離脱だ。記事によると、ブルース・ボウチー監督は「今日のような、心が張り裂けるような敗北に対する責任を、彼は一身に感じていたに違いない。彼は投手としても人間としても成長していた。気持ちがほんの一時的に切れてしまったのだろう」とかばった。

 しかし、ストリックランドはキレやすい性格で知られ、ロイヤルズと対戦した2014年のワールドシリーズ第2戦では、2ラン本塁打を浴びた際、二塁走者・ペレスの態度をめぐって乱闘寸前の口論。さらに昨年5月のナショナルズ戦では、2014年のポストシーズンで2本塁打を浴びたブライス・ハーパーに死球をぶつけ大乱闘に発展するなど、“武闘派”として知られるクローザーの悪癖が、またも出てしまった。

 ストリックランドはその後、自らのインスタグラムに、非常に長い“反省文”をアップしたが、後の祭りだった。その文面は次の通り。

「失敗から学びます。理性を失ってしまいました。申し訳ありません…」

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