カブス右翼手が見せた美しきレーザービーム 捕手は鼻血も構わず大興奮
「アンフェアだ」「キャノン健在」「球界最高の右翼手」
カブスのジェイソン・ヘイワード外野手が、驚異の強肩ぶりを見せつけた。20日(日本時間21日)、本拠地リグレー・フィールドでのドジャース戦の3回だった。1死一、三塁でジャスティン・ターナーの飛球を右翼の定位置付近でつかむと、左腕から矢のような送球でバックホーム。ボールはノーバウンドでウィルソン・コントレラス捕手のミットに吸い込まれ、三走クリス・テーラーを楽々タッチアウトにして併殺に仕留めた。
コントレラスが構えていたところにドンピシャのタイミングでの返球。この驚愕のレーザービームを、MLB公式ツイッターが動画を添えて紹介すると、ファンからも驚きの声が相次いだ。
「ゴールドグラブ」
「彼は強肩の持ち主だ。三塁からタッチアップする走者が誰であろうと、アンフェアだ」
「あのキャノンは未だに健在」
「何てデュオなんだ。ヘイワードからコントレラス!」
「ワォ、なんて送球だ」
「GOAT(Greatest Of All Time=史上最高)×3」
「球界で最高の右翼手」
同点を阻止する値千金だった“レーザービーム”。コントレラスはアウトのコールに思わずガッツポーズした。顔面が滑り込むテイラーと接触、大量の鼻血を出すアクシデントもあったが、治療を受けた後も、歓喜のあまりボールを観客席に投げ入れて興奮が収まらず。ジョー・マドン監督も「実に美しかった」とヘイワードとコントレラスのビッグプレーを称賛した。カブスが4-0で完封勝利を収めた。