15戦10発、2安打すれば1本は本塁打 日ハム清宮、成績から見る凄さと課題
22日の巨人戦で吉川光から本塁打を放ち、降格後15戦10発
日本ハムの清宮幸太郎内野手が8日ぶりの本塁打を放った。22日、鎌ヶ谷スタジアムで行われたイースタンリーグの巨人戦。3回1死二塁でこの日の第2打席に立ったゴールデンルーキーは、1軍経験も豊富で日本ハムの先輩でもある巨人先発・吉川光夫から右中間への2ラン本塁打。外角低めの135キロ、スライダーを弾き返し、6月14日の楽天戦(森林どり泉)以来、4試合ぶりのアーチをかけた。
これがファームでは14号となる本塁打。現在、1軍に登録されている巨人の和田恋外野手に3本の差をつけ、リーグ単独トップを独走している。5月28日に1軍の出場選手登録を抹消された清宮は降格後15試合目で10本目の本塁打。和田が54試合で11本塁打となっており、本塁打の量産ペースは驚異的と言っていいだろう。
ファーム降格後、本塁打を量産している清宮。そのペースもだが、恐ろしいのは安打に占める本塁打の割合だ。ファームに降格してからの清宮がイースタンリーグで放った安打は18本。うち本塁打は10本だ。2安打放てば、1本以上が本塁打になるのだ。
当たれば、かなりの確率で本塁打となる清宮だが、数字を見ると、まだ確実性、精度という面では課題を残している。