元Gマイコラスが攻守援護のモリーナに感謝「自分のボールに自信が持てる」
好リードに加え、2本塁打で逆転劇を演出
元巨人でカージナルスのマイルズ・マイコラス投手が23日(日本時間24日)、敵地ブルワーズ戦で今季8勝目(2敗)を飾った。初回に2点を失いながらも、2回から打者15人を連続凡退の快投劇で、6回2/3を3安打5奪三振2四球2失点(自責2)。試合後、地元記者の取材に応じた右腕は、打席では2本塁打と援護を送ったヤディアー・モリーナ捕手に「ホームで構える姿や打席で集中力を発揮する姿に感心せざるを得ない」と感謝しきりだった。
この日も息がピッタリ合ったピッチングで、地区首位に立つブルワーズ打線を攻めた。初回こそ、安打と2四死球で満塁とし、犠飛と内野安打で2点を先制されたが、2回からは圧倒。「立ち上がりから感触はよかった。初回の2安打も辛うじて内野を越える当たりだったし、その後は犠飛。2四死球で失点したようなものだから、そこは気を付けなければならないが、今日は全体的に感触がよかった」と振り返った。
2回先頭ピーニャに右前打を許した後から7回1死まで打者15人を連続凡退とした。球数少なくテンポよくアウトを重ねるバッテリーの呼吸は見事。マイコラスは「互いの心を読んでいる感じ。自分のボールに自信が持てる。(モリーナは)ボールが効力を発揮していると知らせてくれるし、どんなカウントでも多様な配球で攻めることを恐れない」と全幅の信頼を置いている。
メジャーNO1捕手の呼び声高いモリーナに攻守両面から支えられた8勝目。この調子をキープすれば、球宴前までに10勝に到達する可能性も十分にありそうだ。
(Full-Count編集部)