内角から外角ボールゾーンへ!? 「容赦ない」曲がりすぎるスライダーが話題
レイズのローの切れ味抜群のスライダーは「えげつない」
レイズの救援右腕、チャズ・ロー投手が23日(日本時間24日)のヤンキース戦で投じたスライダーが「容赦ない」と話題となっている。打者の手元で急激に変化する1球をレイズ公式ツイッターが動画つきで紹介。ファンからは称賛の声が上がった。
この日は4点リードの8回に4番手でマウンドに上がったロー。先頭のロマインに対して、切れ味抜群の1球を投じた。ツーシームを4球投じ、カウント2-2と追い込んでからの5球目。決め球のスライダーは右打者のロマインの内角に投じられたかと思いきや、手前で急激に変化。ベースを“横断”し、外角のボールゾーンへと外れていった。ロマインのバットは虚しく空を切った。
レイズ公式ツイッターは「チャズは容赦しない」との一言を添えて、この動画を紹介。すると、ファンからは「えげつない!」「すごい」「なんていう球だ!」「一体どうやったんだ」などと驚きのコメントが集まった。
31歳のローは今季、36試合登板で1勝1敗1セーブと活躍中。16ホールドはすでに自己最多の4を大幅に更新しており、30回2/3も自身2番目に多い投球回数。オリオールズ時代の2015年の41回1/3も大幅に超える勢いだ。その「えげつない」スライダーも度々話題となっている。