メジャー選手が幽霊にドキリ!? 遠征先で恐怖体験「1人じゃ寝られない」
カージナルスのマルティネスとオズナが滞在ホテルで“目撃”
日本の夏の風物詩といえば、背筋がゾッと寒くなる怪談話が1つだろう。幽霊がよく出るとされる心霊スポットは全国各地に点在する。それは海を越えたアメリカでも一緒だ。特に、シーズンの半分を遠征先のホテルで過ごすメジャー選手たちは、この手のエピソードが尽きることない。最新の“恐怖体験”を自身のインスタグラムでリポートしたのは、カージナルスの若きエース右腕カルロス・マルティネスだ。
衝撃の体験は21日(日本時間22日)、敵地ブルワーズ戦の後で起きた。この日、先発マウンドに上がり、4敗目を喫したマルティネスが、滞在先のフィスターホテルに戻ると、そこで待っていたのは幽霊だった。驚きと興奮を隠しきれないマルティネスは自身のインスタグラムに動画をアップ。「ごめん、今夜は1人じゃ寝られない。部屋に幽霊が」の言葉を添えた。
動画では、スペイン語で「今、ミルウォーキーにいるんだ。たった今、お化けを見たんだよ。オズナも自分の部屋で別のお化けを見たんだって」と報告。そして、オズナやトミー・ファムらと数人で捕手フランシスコ・ペーニャの部屋に集まり、「みんなでここに集まっているんだ。一緒に寝ることにするよ…もし幽霊がまた現れたら、全員で闘うんだ」と“決意表明”をした。
ミルウォーキーのダウンタウンに位置するフィスターホテルは、1893年に開業した歴史深い由緒正しいホテルだが、実は幽霊が出ることで広く知られている場所でもある。MLB公式サイトの人気コーナー「Cut4」によると、これまでも今季途中にブルワーズからレイズへ移籍した韓国人メジャー選手の崔志萬内野手がエンゼルス時代に超常現象を体験したことや、同じくレイズのカルロス・ゴメス外野手がシャワーを浴びた後に“声”を聞いたことを紹介。ロッキーズのジョン・グレイ投手に至っては幽霊退治に出掛けたこともあるという。
見てはいけないものを見てしまったマルティネスとオズナ。幸いミルウォーキーへの遠征は今季は全て終了しただけに、少なくとも来年まで幽霊に悩まされることはなさそうだ。