DeNA、大敗で5位転落 一時逆転も…ラミレス監督「勢いを渡してしまった」
先発の飯塚は4回途中6失点でKO「最初は三振をとっていいと思ったのに…」
■阪神 16-6 DeNA(27日・横浜)
DeNAは27日、本拠地での阪神戦に6-16で大敗した。打線は相手先発の藤浪から8安打で5点を奪取も、先発の飯塚が4回途中6失点(自責5)でKOされるなど、投手陣が崩壊。6番手で最終回のマウンドに上がった平田は1イニングで10安打を浴び、7失点を喫した。
初回に3点を先制されながら、3回には藤浪に6安打を浴びせて5点を奪い、一時試合をひっくり返したDeNA。それだけに、試合後のラミレス監督は「あのときは勢いがあったけど、その勢いを相手に渡してしまった」と悔やんだ。
4回途中にKOされた飯塚については「最初は三振をとっていいと思ったのに、その後に四球で苦しくなった。そういうピッチングだと苦しくなってしまう」と指摘。そして、「明日は明日。今日のゲームは変えられないので、また明日しっかり準備をしていきたい」と気持ちを切り替えていた。
セ・リーグは2位以下が大混戦。DeNAはこの敗戦で4位から5位へと後退した。もっとも、1勝で一気に上位浮上となる可能性もあるだけに、まずは28日の阪神戦で3タテを阻止し、連敗を止めることが重要となる。
(白井京子 / Kyoko Shirai)