元DeNA久保、米独立リーグ初登板で2回1安打無失点2K 球団「待望のデビュー」
球団の戦力構想外も現役続行望んで退団し渡米
米独立リーグ、ゲーリー・サウスショア・レイルキャッツに所属する元DeNAの久保康友投手が27日(日本時間28日)、本拠地のインディアナ州ゲーリーで行われたシカゴ・ドッグスとの試合で米国初登板。2回を1安打無失点に抑える上々のデビューを飾った。同チーム公式ツイッターが伝えた。
ホームのU.S.スチール・ヤードのマウンドに立った久保は、先発左腕ジェフ・マッケンジーからの2番手として3回から登板。8人の打者に対し26球を投げ被安打1、1四球、2奪三振を記録した。試合は3-4で敗れた。
久保の公式戦登板は、2017年8月8日のヤクルト戦、先発で5イニングを投げ6安打6失点で負け投手になって以来。昨シーズンはローテーションの谷間を中心に7試合に登板し4勝2敗、防御率3.70。球団の若返りの方針もあって年々登板試合が減少し、オフには球団の戦力構想外とされたが、現役続行を強く希望して自由契約となり、渡米してレイルキャッツと契約していた。
同チームのホームページ、ツイッターのゲームレポートでは「37歳の元ジャパニーズ・メジャーリーグのピッチャー」「待望のデビュー戦」などの言葉が躍り、同チームの期待のほどがうかがえる。クイックの速さやけん制のうまさなど、投手としての総合的なスキルはいまだに高いポテンシャルがあるだけに、今後どのような活躍を見せるか、注目だ。
(Full-Count編集部)