大谷翔平の「打者専念」に米メディアも“ワクワク”!? 「オオタニにも利益」

大谷復帰で「アストロズとの差をいくらか埋めることに」

 一方で、大谷がDH専門の打者として試合に毎日出場することによって、不安視されている面も。レジェンドのアルバート・プホルスの一塁での出場機会が多くなり、DHとして体を回復させる時間が少なくなるというのだ。もっとも、プホルス自身は元々、一塁の守備につくことを強く望んでおり、今季ここまで離脱などもない。

 記事では、マイク・ソーシア監督が「うまくいくことだろう。可能な限り彼らをラインナップに加えていく」と話していたことを紹介。そして、「”打撃オンリー”というように、一つの役割にもっと集中することは、オオタニにとって利益であると言えなくもない」と伝えている。

 さらに、米メディア「ブリーチャー・レポート」も大谷が先に打者として復帰する可能性が高まったことを速報。「オオタニは現状で二刀流のスター選手にはなれないが、エンゼルスにとって、打者としての彼にははっきりとした価値があるのだ」と、やはり打者としての存在感の大きさを説明している。そして、「オオタニの復帰がこの先数週間で、同地区で首位を走るアストロズと、ワイルドカード争いをしているチームとの差をいくらか埋めることになるはずだ」と、アストロズ追撃に向けてもプラス材料になると指摘している。

「打者・大谷」の復帰はいつになるのか。エンゼルスだけでなく、米球界の多くの人がグラウンドに一刻も早く戻ってくることを待ち望んでいる。

(Full-Count編集部)

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