元女子ソフト金右腕、メジャー手玉に取るライズに脚光 「一日中見てられる」
2004年アテネ五輪で金メダルを獲得したジェニー・フィンチ
元オリンピック金メダリストのジェニー・フィンチ投手のライズボールが再び脚光を浴びている。MLB公式インスタグラムがメジャー強打者相手に次々に空振りを取る“魔球”の動画を公開。ファンからは改めて歓喜のコメントが寄せられている。
映像は現役時代にエキシビションマッチでアルバート・プホルス、トリー・ハンターらと対戦したもの。フィンチが投じた地面から浮き上がる「ライズボール」にメジャー屈指のスラッガーたちが何度もバットが空を切る様子が映っている。
フィンチは米ソフトボール代表として2004年アテネ五輪で金メダル、08年北京五輪で日本に次ぐ銀メダルを獲得し、その美貌からも人気を博してきたアメリカを代表する女子ソフト選手。MLBインスタグラムは近年米国で定着している「#TBT(Throw Back Thursday)」の企画として、この動画を公開。
「Throw Back Thursday」とは「木曜日に昔を振り返る」という意味で、インスタグラムの投稿には「Legendary.」という言葉が「#TBT」のハッシュタグとともに添えられている。また、「ジェニー・フィンチがメジャーリーガーたちをお馬鹿さんのように見せている」と、フィンチを称えている。
「気に入った!」
「チャップマンから打つ女の子を見てみたい」
「どの球もストライクに見えない」
「これは素晴らしい」
「打席に入ってみて、その球がどう見えるか確かめたい!」
「自分(が打者)だったらヘルメット被りたいね。彼女は剛速球を投げてる」
「ベスト」
「どれもストライクでさえない」
「だから彼女は素晴らしいんだ」
「彼女は私のヒーローだった」
「えげつない」
「一日中見てられる」
「これがいわゆるライズボール」
米を代表する右腕の懐かしの姿にファンも歓喜の声を挙げている。2020年東京五輪では「ソフトボール」が競技として復活。世界ランキング1位の米国に新たなスターが再び誕生するのか注目だ。