カ軍外野手、不慣れ三塁で“回転スロー”の美技 米称賛「見事な出来栄え」
普段は外野手のイアン・ハップが三塁で出場しスーパープレー
カブスのイアン・ハップ外野手が不慣れな三塁守備で超美技を披露した。28日(日本時間29日)、敵地ドジャース戦で強烈な三塁線への打球を回転キャッチすると一塁へ完璧なスローイング。この動画をカブスの球団公式ツイッターが紹介している。
3-3の同点で迎えた6回1死一塁。ドジャースのテイラーが放った打球は三塁線への強烈なゴロとなった。だが、ハップはスライディングキャッチで好捕すると1回転し立ち上げると一塁へダイレクト送球しアウトを奪った。外野手のハップが見せた美技にファンからは称賛の声で溢れかえった。
「お楽しみとして、1試合でハップは9つのポジションを守るべきだ」
「カブスは冗談抜きで、彼が最も自然体でプレーできるポジションを見つけるべきだ」
「KB(クリス・ブライアント)が故障者リスト入りしている間に、ハップとボートはなかなか素晴らしいプレーを三塁でしている」
「ハップが“ホットコーナー”(三塁)を守るなんて、クールじゃないか」
「ユーティリティープレーヤーのハップが二塁打に続けて美しい送球。素敵だね」
正三塁手のクリス・ブライアントがDL入りしたため、現在は日替わりで三塁手を起用するカブス。ユーティリティな一面を見せるハップに地元TV局「NBCスポーツ・シカゴ」の実況も「ハップが投げて…間に合いました! 見事な出来栄えです!」と脱帽。
アストロズなどで投手として活躍した解説のジム・デシャイーズ氏も「彼のような万能性を備えていると言う事は、その(三塁)ポジションで上手にプレーできないと言うわけでは全くありません」と抜群の野球センスを見せたハップを称えていた。