元Gマイコラスが7回途中1失点も9勝目ならず 打線援護なくビハインド展開
7回1死満塁のピンチで降板、救援が押し出し死球で1失点
元巨人でカージナルスのマイルズ・マイコラス投手が29日(日本時間30日)、本拠地でのブレーブス戦に先発し、6回1/3を7安打1四球1奪三振1失点(自責1)と好投したが、今季9勝目には届かなかった。防御率は2.61。
今季16試合目の先発マウンドに上がった右腕は、初回2死からフリーマンに四球を与えたが、続くマーカキスを二直に打ち取り、無失点の上々スタートを切った。2回は先頭フラワーズに安打を許すが、直後にアクーニャJr.を遊ゴロ併殺とし、打者3人で締めくくった。
3回も先頭スワンソンに左前打を許し、送りバントで二進されたが、後続2者を打ち取って三塁を踏ませず。4回を3者凡退に斬ると、5回は1死からカマーゴに二塁内野安打を許しながら無失点。6回は2死からフリーマンに遊撃内野安打、マーカキスは三塁送球エラーで2死二、三塁のピンチを招いたが、最後は冷静にフラワーズをレフトフライに打ち取り、生還を許さなかった。
ブレーブス先発テヘランも好投し、0-0で迎えた7回。マイコラスは1死からカマーゴに投手強襲、スワンソンに左翼、代打サンタナに中堅へ3連打され、満塁のピンチを迎えたところで94球(66ストライク)を投げて降板。マウンドを継いだ2番手ゴンバーは、1人目の打者インシアルテへの初球を頭部付近への死球とし、押し出しで1点を失った。ゴンバーはわずか1球で降板。3番手・メイヤーズが後続2者を打ち取り、火消しに成功した。
(Full-Count編集部)