前田健太、7回5安打9K3失点の好投も6勝目ならず…まさかの捕逸で先制許す
ロッキーズ先発マルケスも5回まで完全投球の好投
ドジャース前田健太投手が6月30日(日本時間7月1日)、本拠地でのロッキーズ戦に先発し、7回を1被弾を含む5安打9奪三振2四球3失点(自責2)と好投したが、打線の援護がなく6勝目には届かなかった。防御率3.36。
前回25日(同26日)本拠地カブス戦で7回3安打無失点と快投した前田は、この日も立ち上がりから攻めた。初回から3回まで打者9人を連続凡退とするパーフェクト投球を披露した。だが、4回に先頭ラメーヒューに左翼へ二塁打を許した後、1死三塁からアレナドを空振り三振に仕留めるも、グランダルが捕逸でボールを大きく後ろに逸らす。この間にアレナドは振り逃げで一塁へ向かい、三塁走者だったラメーヒューが生還し、先制された。
前田は続く5回に先頭デズモンドに左中間へ17号ソロを運ばれて2点目を失ったが、6回は3者凡退。味方がヘルナンデスの14号ソロで1点差に迫った直後の7回は、先頭ストーリーに右翼へ二塁打され、続くパーラに四球で無死一、二塁とする。1死後にアイアネッタにチェンジアップを中堅に運ばれ、二塁走者は生還。なおも1死一、三塁のピンチだったが、さらなる失点は防いだ。
7回を投げ終えて97球(65ストライク)。1-3と2点ビハインドの8回から中継ぎにマウンドを託し、ベンチへ退いた。
ロッキーズ先発マルケスも5回まで走者を1人も許さぬ完全投球を披露。ドジャース打線はヘルナンデスのソロ弾で1点を返したものの、攻め手に欠いた。
(Full-Count編集部)