MLB通ドラマー、オカモト“MOBY”タクヤの記者体験リポート(Dバックス編その2)

球場内には犬たちと触れ合うスペースが【写真:オカモト“MOBY”タクヤ】
球場内には犬たちと触れ合うスペースが【写真:オカモト“MOBY”タクヤ】

球場にはアメリカでブームのクラフトビールが種類豊富

 さて、この日は途中、プレスルームを抜け出して、チェイスフィールドの場内をぐるっと一周してみました。場内にはVR体験コーナーや可愛らしい犬たちと触れ合うスペースがあったり、アメリカのボールパークには定番のバーが複数あって、お客さんたちはそれぞれの楽しみ方で観戦してました。そしてここ数年アメリカでブームのクラフトビールは地元のブランドをはじめ種類が豊富! ああ、1杯やりてえなぁ……と生唾を飲み込みながらも、いかんいかん、今回は仕事で来てるんだ、と自分を戒め、プレスボックスに戻りました。

 16時、試合は2時間47分と早めに終了。ダイヤモンドバックスが勝利し、球場に応援歌『D-Backs Swing』が場内に流れる中、記者たちはロブロ監督の記者会見へ移動します。先発クック、途中出場から活躍したマルテら選手たちを賞賛。5月のチーム低迷からリセットボタンが押され、ようやくシーズン当初の好調の時期に戻った、とチームを分析していました。

 クラブハウスに戻ると、チームは翌日からのサンフランシスコ遠征に向け準備が始まっていました。その中で平野投手を発見。今朝のDさんとのメールのやりとりをお見せしたところ、「おお、こちらこそありがとうございます! 光栄です!」との言葉をいただき、すぐさまDさんにもそのままお伝えし、本日のボクの任務は完了! 17時過ぎに球場を後にしました。

 試合が早く終わったこともあり、同行している記者の方が「キャンプ地、別の場所も廻ってみましょう!」と車を走らせます。環状101号線に乗り、州道沿いにあるサンディエゴ・パドレスとシアトル・マリナーズが共有しているピオリアスタジアム、コロラド・ロッキーズとアリゾナ・ダイヤモンドバックスが共有しているソルトリバーフィールズなどを通り、スコッツデールという街のど真ん中にあるサンフランシスコ・ジャイアンツが拠点とするスコッツデールスタジアムなどを巡りました。確かにキャンプ地が近隣にまとまっていて、オープン戦もしやすそうだし、メディアの方々も情報収集がしやすそう! これはキャンプに来れば毎日が楽しみで仕方なさそうだと実感しました。

 テイクアウトのタコス(アリゾナ州はメキシコ国境に近いので、メキシコ料理は名物の1つ)を買い込み、19時過ぎにホテルに戻って本日はお開き。ようやく記者としての感覚が養われて来つつも、明日が最終日か、名残惜しいなーとビールを呑みながらタコスを食べ、泥のように就寝しました。

●プロフィール
オカモト“MOBY”タクヤ(SCOOBIE DO)
“LIVE CHAMP”の異名を持つロックバンド、SCOOBIE DOのドラマー兼マネージャー。ドラマーとして様々なアーティストのレコーディングに参加。また動画配信サービス「DAZN」でのMLB解説を始め、野球と音楽がテーマのラジオ番組・FMおだわら「NO BASEBALL, NO LIFE.」ではMCを担当。DJ、MLB関連のコラム、酒場コラムやラーメンコラムの執筆、クイズ作家、香港政府観光局公認「超級香港迷(=スーパー香港マニア)」。

http://www.scoobie-do.com/
Twitter: @moby_scoobie_do
Instagram: @moby_scoobiedo

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