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ダルビッシュが苦しむ“インピンジメント”とは 専門家が語る原因と治療法

カブスのジョー・マドン監督は今季2度目の故障者リスト(DL)入りしているダルビッシュ有投手が右肘のインピンジメントと炎症との診断を受け、炎症を抑えるためにコルチゾン注射を受けたと発表した。3~5日後に再検査を受け、今後の方針を決めるという。右上腕三頭筋腱炎でDL入りしていたはずのダルビッシュだが、新たに発覚した「インピンジメント」という耳慣れない呼称は一体何なのか。

脂肪体が痛みの原因か? リハビリに必要なこととは?

 本来肘関節の潤滑油的な役割をする脂肪体が痛みの原因になったのかもしれない。肘の関節の中で起きたイレギュラーが上腕三頭筋の痛みに繋がっていた可能性が高い。それでは症状はいかに改善させればいいのだろうか。

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「超音波エコーで実際に肘の曲げ伸ばしをしながら、脂肪体や関節包の動きの悪さを観察できる場合もあります。肘関節後方インピンジメントによる炎症が疑われた場合、炎症を抑えながら、脂肪体の動きの改善を図ります。脂肪体が動くスペースを確保するために、上腕三頭筋と骨の癒着を改善したり、脂肪体自体の動きを良くするために脂肪体と他の組織の癒着を改善するアプローチを行います。また、上腕三頭筋が脂肪体を引き込む動きを円滑に行えるようにリハビリを行います」

 すでにコルチゾン注射による治療を受けたダルビッシュ。患部の癒着を改善できれば、復帰への大きな一歩となりそうだ。

「ダルビッシュ選手の肘の状態については様々なことが考えられます。自分の状況を客観的に見られる非常にスマートな選手だと思います。しっかり治してから復帰し、圧倒的なピッチングを見せてくれることを願っています」

 今季2度目のDL入りしてからは25日(同26日)に1Aで負傷後初の実戦となるリハビリ登板に臨み、5回3安打1失点5奪三振無四球の快投を見せていただけに軽症であることを祈るばかり。完全復活した姿をファンは心待ちにしている。

◇新盛淳司(しんもり・じゅんじ)【新浦安しんもり整骨院入船院】【新浦安しんもり整骨院今川院】【クローバー鍼灸整骨院】代表。柔道整復師、鍼灸師の資格を持ち、関節ニュートラル整体普及協会会員。サッカー元日本代表MF中村俊輔をセルティック時代から支える。ブリオベッカ浦安チーフトレーナーも務める。

(Full-Count編集部)

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