平野佳寿、満塁大ピンチで1球斬り 26戦連続無失点で上原の日本人記録に「1」
2点リードの7回満塁で三ゴロに仕留める、今季19ホールド目でDバックス連敗ストップ
ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が3日(日本時間4日)、本拠地カージナルス戦の7回に3番手で登板。2点リードの2死満塁の大ピンチでファムを三ゴロに抑え、自身の持つ球団記録をさらに更新して26試合連続無失点とした。
ダイヤモンドバックスはエース右腕グリンキーが好投し、4-2と2点リードで7回に。しかし、グリンキーは2死一、二塁とピンチを背負い、左腕デラロサにスイッチ。だが、デラロサはカーペンターを歩かせ、満塁と大ピンチで平野がマウンドに上がった。
ファムへの初球は84マイル(約135キロ)のスプリット。これが三ゴロとなり、絶体絶命のピンチを切り抜けた。平野の見事な火消しでダイヤモンドバックスは2点のリードを守った。平野は直後の攻撃で代打を送られて交代した。
平野は29日(同30日)の本拠地ジャイアンツ戦で2/3回を無安打無失点に抑え、25試合連続無失点。球団記録(24試合)を更新していた。現在、継続中の無失点記録としてはメジャー最長で、2013年のレッドソックス時代に上原浩治投手(現巨人)がマークした27試合連続無失点の日本人記録にも「1」とした。
この日はわずか1球。1/3回を無安打無失点で防御率は1.22となった。Dバックスは4-2で勝利して連敗を4でストップ。平野は今季19ホールド目を挙げた。
(Full-Count編集部)