田中将大、メジャー復帰に向け傘下3Aでリハビリ登板 5回3安打2失点の好投
初回に先制2ランを浴びるが、その後は危なげない投球
両脚太もも裏の挫傷で故障者リスト(DL)入りしているヤンキースの田中将大投手が4日(日本時間5日)、傘下3Aスクラントンで先発した。初回に2ランを浴びいきなり失点したが、その後は危なげない投球で5回3安打4奪三振、2失点の好投。復帰登板が濃厚となる9日(同10日)の敵地オリオールズ戦に向け順調な仕上がりを見せた。
田中は初回の先頭に右前打を許すと、続くリチャードに右中間へ先制の2ランを献上した。それでも、その後は立ち直り2回から3イニング連続で3者凡退に打ち取ると、5回は2死から二塁打を浴びたが続く打者を二直に抑え無失点に抑えた。
アーロン・ブーン監督も9日(同10日)の敵地オリオールズ戦のダブルヘッダーのどちらかに先発することを示唆している。登板翌日に患部の状態に何もなければ、予定通りメジャー復帰を果たすことになりそうだ。