前田健太、大谷とのMLB初対決で“際どい内角攻め”はなし!? その理由は…
地元メディアに「からかわれ」て…笑顔で“否定”
エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)の敵地マリナーズ戦に2試合連続で「6番・DH」で出場。右肘内側側副靭帯損傷からの復帰2戦目でマルチ安打の活躍を見せ、7-4での勝利に貢献した。一方、6日(同7日)の本拠地ドジャース戦で、大谷とのメジャー初対決の可能性が高まっている前田健太投手は、地元メディアから「際どい内角攻め」の可能性について聞かれ、自身が「ナイスガイ」であるためやらないと“否定”したという。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」が報じている。
同じロサンゼルスを本拠地とするドジャースとエンゼルスによる交流戦「フリーウェイシリーズ」。今季6勝目をかけてマウンドに上る前田は、大谷との日本人対決を心待ちにしていることを地元メディアに明かしたという。
広島時代に「打者・大谷」と対峙していたが、二刀流の打撃に対する印象は変わったようだ。メジャーで快音を響かせる大谷のNPB時代のイメージは捨てたと打ち明けている。
一方、メジャーを舞台に戦っているだけに、試合展開によれば際どい内角攻めを命じられるかもしれないと指摘されると、その可能性をしっかりと“否定”。記事では「オオタニに対して際どい内角攻めをする必要性についてからかわれると、マエダは日本のファンがブーイングすることになるだろうと話した。だが、それは起こらなそうだ」と伝えている。
その理由というのも、前田自身が「ナイスガイ」であるため。メジャー3年目右腕は、通訳を介して「絶対にしません」と笑顔で語ったという。大谷にとっては、ヤンキースの田中将大投手に続く日本人対決。今季5勝5敗、防御率3.36と好調な前田は、先輩の意地を見せることができるだろうか。
(Full-Count編集部)