田中将大、11日に復帰へ 指揮官はシーズン終盤以降の絶大な勝負強さに期待
敵地オリオールズ戦に先発「タナカは変わったとヤンキースは固く信じている」
ヤンキースの田中将大投手は10日(日本時間11日)の敵地オリオールズ戦で復帰する。6月8日(同9日)のメッツ戦で走塁の際に負傷し、両太もも裏の軽い挫傷で故障者リスト(DL)入り。約1か月ぶりにメジャーのマウンドに上がる右腕について、アーロン・ブーン監督はシーズン後半戦、特に9月以降のパフォーマンスに期待していることを明かした。地元紙「ニューヨーク・ポスト」が報じている。
田中はメッツ戦で三塁からタッチアップした際に両足を負傷。翌9日(同10日)にDL入りが発表されたが、治療を経て、今月4日(同5日)には傘下3Aスクラントンでのリハビリ登板で5回3安打4奪三振2失点と好投していた。
復帰までに約1か月を要したが、ようやくメジャーのマウンドに戻ってくる。「ニューヨーク・ポスト」は「故障者リスト入りでタナカは変わったとヤンキースは固く信じている」とのタイトルで特集。「タナカとアーロン・ブーン監督はこの(故障者リスト入り)期間がいくつかの利益をもたらしてくれると願っている」と伝えた。
記事では、ブーン監督の以下のコメントも紹介している。
「願わくばこの少しばかりの休みで、彼の怪我が治癒するだけでなく、彼の腕を少し温存できることになったと思いたい。彼は元気を取り戻せるし、彼が最終月に我々にとってのインパクトを与えてくれる存在になってくれると信じている」