セは5球団の前半戦「借金ターン」が決定 広島だけ貯金を持って折り返しへ
パ・リーグは楽天以外の5球団が「貯金ターン」
■DeNA 13-8 中日(10日・横浜)
DeNAは10日の中日戦(横浜スタジアム)に8-13で敗れ、連勝は「4」で止まった。チームは36勝39敗2分となり、前半戦1試合を残して2年ぶりの借金ターンが確定した。これにより、セ・リーグでは43勝32敗1分の広島だけが貯金をもって前半戦を折り返すこととなった。他の5球団はすべて借金ターンとなる。
DeNAはこの日、先発のウィーランドがふるわず、失点を許した1、4、5、6回はすべて走者を置いた2死から適時打を浴びた。特に1回と5回は2死走者なしから四死球を与えた後に外国人に本塁打を浴びる悔やまれる内容だった。
自身は打撃でバックスクリーンへ1号ソロを放つなど2安打でスタジアムをわかせたが、5回2/3を投げ、今季自己ワーストの9失点で降板。広報を通じて「序盤から慎重になり過ぎ、ボールが先行してしまいました。また変化球の精度も良くなかったです。イニングの先頭を抑えた後も出塁を許し乗りきれず、試合の中で修正することができませんでした」とコメントした。
中日は4番のビシエドが1回に先制2ランを放ち、6回は2死満塁から右中間へ13号満塁弾を放つなど6打点と大暴れした。この日は両チーム合わせて6本の本塁打が飛び出す点の奪い合いだった。
なおパ・リーグでは楽天以外の5球団が勝率5割以上での前半戦ターンが確定している。
(Full-Count編集部)