田中将大、4回に先制を許す 2死走者無しからピンチを招き2点失う
6月9日のメッツ戦で両太もも裏の筋挫傷でDL入りしていた
ヤンキースの田中将大投手が11日、敵地オリオールズ戦で復帰した。6月8日(同9日)のメッツ戦で走塁の際に負傷し、両太もも裏の軽い筋挫傷で故障者リスト(DL)入り。約1か月ぶりとなったメジャーのマウンドは4回に2点の先制点を奪われた。
故障が癒え、約1か月ぶりのマウンドとなった田中。初回先頭のベッカムを1ボールからの2球目で右飛に打ち取ると、続くジョーンズは初球を打たせて中飛に。3番のマチャドには2球目を中前安打されたものの、最後はトランボを真ん中低めのスプリットで空振り三振に仕留めた。
2回は先頭のスクープに左翼フェンス直撃の二塁打。一度は本塁打の判定が下ったが、チャレンジの末に判定が覆り、田中が救われた。その後デービス、マンシーニ、リッカードを打ち取り、事なきを得た
だが、4回、ついに先制点を奪われてしまう。先頭のトランボを空振り三振、スクープを左飛に打ち取り、2死としてから崩れた。デービスに右前安打、マンシーニを四球で出塁させると、リッカードに左翼線を破られる2点適時二塁打を浴び、先制点を献上した。田中は、今季13試合に先発して7勝2敗、防御率4.58となっている。
(Full-Count編集部)