西武・秋山が驚愕のスパイダーマンキャッチ! フェンス直撃二塁打を“強奪”
本拠地ロッテ戦で清田のヒットを奪う
■西武 – ロッテ(11日・メットライフ)
守備の名手として知られる西武の秋山翔吾外野手が魅せた。11日の本拠地ロッテ戦の4回、フェンス直撃二塁打になろうかという打球をジャンピングキャッチし、見事アウトに仕留めた。
7-0と大量リードで迎えた4回。ロッテ先頭・清田育宏の打球は大きな弧を描きながら左中間へ飛んだ。ホームランにはやや足りないが、フェンス直撃二塁打には十分な飛距離。ロッテ反撃の口火を切るかと思われたが、名手・秋山の美技に阻まれた。
全力疾走で打球を追った秋山は、フェンスに直撃しそうな打球を追うようにジャンプ。打球がフェンスに当たる直前でグラブに収めると、ジャンプした勢いのまま、まるでスパイダーマンのようにフェンスにしがみついて停止。抜群の運動神経で、ジャンピングキャッチを完成させたばかりか、フェンス激突を避ける離れ業まで披露した。
目の前で起きた衝撃のプレーに、ともに打球を追っていた左翼・金子侑司は尻餅をついてしまったほど。無事フェンスから地面に舞い降りた秋山は、爽やかな笑顔を浮かべながらボールを投げ返した。
今や侍ジャパンに欠かせぬ存在となった秋山のプレーに、本拠地ファンは大喝采だった。