大谷翔平、次回右肘検診は7月20日とソーシア監督「これもプロセス」
対左腕の起用は「自信を持って打席に立てるようになったら」
エンゼルスのマイク・ソーシア監督は11日(日本時間12日)、本拠地マリナーズ戦の前に囲み取材に応じ、右肘内側側副靱帯損傷の治癒に励む大谷翔平投手の次回検診は19日(同20日)になることを明かした。
3日(同4日)の敵地マリナーズ戦から打者として限定復帰している大谷について、投手のミーティングにも出席しているのか質問された指揮官は「いやしていない」と話し、「19日(同20日)に再度診察を受ける。これもプロセスだ」と話し、現在は試合に向けての準備という点でも打者に専念していることを明かした。
次々と新しい情報が集まる中、大谷は試合の中で自身の目を通じて情報収集を行っている。投手ミーティングでは対戦相手について最新の情報を用いて戦略等を話し合うが、大谷が投手復帰する頃にはさらに新たな情報が集まるであろうことを踏まえ、現在は投手としてのミーティングには参加していない。
大谷はこの日、相手先発が左腕のためにスタメンを外れたが、ソーシア監督は「ゆくゆくは、彼が自信を持って打席に立てるようになったら、左腕でも右腕でも関係なく起用することは間違いない。マルテの起用法なども考えなくてはいけないが、日本時代の成績を見れば、ショウヘイは左右関係なく打てる能力は持っている」と、今後の起用方針について語った。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)