大谷翔平、左腕から逆方向へ二塁打放つ 打撃技術を米称賛「美しいスイング」
1点を追う9回1死から代打で登場し左中間二塁打
エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地ドジャース戦で9回に代打で出場し左中間二塁打を放った。同点、逆転への期待を膨らませたルーキーの一打だったが試合は2-3で敗れた。
ナ・リーグ本拠地での交流戦のためDH制は採用されず、ベンチから戦況を見つめていた大谷の出番は1点を追う9回に訪れた。1死走者なしの場面で代打で登場すると、左腕アレクサンダーと対戦。2ボール2ストライクからの6球目93.8マイル(約151キロ)シンカーを捉えると左中間への二塁打とした。
大谷の快音が響き渡ると、試合を中継していた地元テレビ局「スポーツネットLA」の解説を務めるドジャースOBで元サイヤング賞右腕のオーレル・ハーシュハイザー氏は「彼は極東タイプのスイングです。彼らは腰を切り、よけているように見えます。イチローや他の選手もそうです。そうすることで彼らはバットを振り抜き、頭を動かさず、ホームベースをカバーします。美しいスイングでした」と、左腕から逆方向へ放った打撃技術を称賛した。
前半戦は残り2試合。DH制は採用されないが、この日からプホルズが左膝の炎症で故障者リスト入り。主砲を欠くエンゼルスを救うため大谷のバットに注目が集まる。
(Full-Count編集部)