大谷翔平、左腕を見極め四球 ソーシア監督高評価「非常に良く見えている」
左腕先発でのスタメンには指揮官「物事を再度検討」
エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地でのドジャース戦に代打で出場し、四球を選んだ。DH制のないナ・リーグのドジャース主催のゲームのため、4試合連続でベンチスタートとなった大谷。1点リードの8回2死一塁で、ドジャースファンのブーイングの中で打席に立つと、メジャー通算52勝の左腕リッチ・ヒルのカーブ攻めを見極めて出塁した。
8回2死一塁で代打として打席に立った大谷。マウンド上には、この日中継ぎ待機していたローテ左腕のヒルが上がっていた。初球ファウルとなったカーブから、ヒルは6球連続でカーブを投じた。フルカウントからの6球目、外角へ外れるのをしっかりと見極めて四球を選んだ。
外の変化球に釣られることはなく、しっかりとボールを見極めた大谷。13日(同14日)には左腕アレクサンダーから左中間への二塁打を放ち、左腕から2打席連続で安打とした。徐々に左腕へ適応してきた大谷の姿に、この日ソーシア監督も「彼はボールを良く見えていた。左腕投手に対する過去数打席では非常にボールが良く見えている」と評価した。
15日(同16日)までのドジャース戦はDH制がないため、代打待機となる大谷。オールスターブレイク明けに左腕が先発する試合でもスタメンに入る可能性を問われたソーシア監督は「物事を再度検討し、我々の現状を把握したい」と話した。