球団別オールスターMVPの歴史を振り返る 王、長嶋、清原、イチローは?

大谷は打者で1回、楽天からも1回受賞

○11位 東映、日拓、日本ハム9回
張本勲3回 1960年(3)1962年(2)1974年(3)
大杉勝男1967年(3) 阪本敏三1972年(2) 柏原純一1982年(2) SHINJO2004年(2) 陽岱鋼2012年(3) 大谷翔平2016年(2)

 張本勲が3回受賞した以外は1回ずつ、2016年には大谷翔平が打者として5回にソロ本塁打を放つなど3安打2打点の活躍で受賞している。

○12位 大洋、横浜、DeNA8回
近藤和彦1963年(1) 松原誠1975年(2) 高木豊1985年(1) ブラッグス1994年(2) ローズ1999年(2) 金城龍彦2005年(1) 中村紀洋2012年(1) 筒香嘉智2016年(1)

 この球団は複数回受賞した選手はいない。筒香に期待が集まるところだ。

○13位 大映2回
林義一1951年(3) 飯島滋弥1952年(2)

 現在のロッテに吸収された大映からは2回。

○14位 楽天1回
山崎武司2008年(1)

 歴史の浅い楽天からは1回。

 このほか、1952年(1)、1969年(3)は該当者なしとなっている。オールスターゲームはレギュラーシーズンとは雰囲気が全く違う。大選手がMVPを受賞していなかったり、意外な選手が取っていたりする。運、不運もあるが、NPBの「お祭り男」を知る上では貴重な手掛かりとなるのだ。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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