前田健太、ピンチで救援登板 火消しで雄叫び、直後に勝ち越して勝利の権利
カーショーが招いたピンチで勝ち越し許さず
ドジャースの前田健太投手は15日(日本時間16日)、前半戦最終戦となった本拠地エンゼルス戦で今季2度目のリリーフ登板。3-3の同点で迎えた7回2死一、二塁のピンチで、先発のエース左腕カーショーの後を継いで2番手でマウンドに上がり、最後はキンズラーを空振り三振に仕留めて失点を阻止した。
同点で迎えた7回、カーショーは1死二塁のピンチでシモンズを空振り三振に仕留める。しかし、トラウトにはフルカウントから四球を与える。ここで前田がマウンドに上がった。
アップトンへの初球は右肩への死球。満塁へとピンチが拡大したが、キンズラーはカウント2-2と追い込むと、6球目は外角低めへのスライダーで空振り三振。見事に火消しに成功して勝ち越しを許さず、ガッツポーズを繰り出して雄叫びをあげた。
その裏、ドジャースはヘルナンデスが勝ち越しソロ。前田には代打アトリーが送られたが、勝利投手の権利を持って降板した。