一瞬の隙も許さないカブス正捕手のバズーカ砲に米称賛 「最高の二塁送球」
ややリードを広く取った二走ピレラを二塁送球で刺す
カブスのウィルソン・コントレラス捕手が完璧過ぎる二塁送球を見せ、話題となっている。15日(日本時間16日)敵地パドレス戦で二塁走者をバズーカ砲で刺した驚愕のプレーを、カブス球団公式ツイッターが動画で公開。MLB公式サイトのデータ解析システム「スタットキャスト」担当のデビッド・アドラー記者も自身のツイッターで二塁送球タイムが1.75秒をマークしたと伝えている。
一瞬の隙が命取りになった。カブス5点リードで迎えた2回の守備。2死一、二塁の場面で打席にはレイエス。カブス先発レスターが投じた初球に二走のピレラはややリードを広めに取ると、その瞬間、コントレラスは矢のような送球を二塁に放った。ベースカバーに入った二塁バエスへの完璧送球で、ピレラを間一髪アウトに仕留めた。
今季のオールスターにも出場するコントレラスの強肩を、球団公式ツイッターは「オールスターによるオールスターらしいプレー」と称えて動画を公開すると、ファンからは歓喜のコメントが溢れかえった。
「美しい送球」
「今まで見た中で捕手による最高の二塁送球かもしれない」
「メジャーで一番の捕手…断トツで!」
「完璧な送球!」
「バエスはMVP!」
「レーザー送球と素晴らしいタッチの、どちらにより驚くべきか分からない」
「とても素晴らしい」
「リーグ一番のチーム」
「これはえげつない」
「カブスはファンを喜ばせる方法を知っている。素晴らしいプレー」
「捕手がコントレラスで、バエスが二塁の近くにいる時は気を付けなければならない」
また、「スタットキャスト」担当のデビッド・アドラー氏も自身のツイッターで「牽制球のポップタイム(到達時間)は1.75秒だった。とてつもなく速い」とツイート。アドラー氏によれば、盗塁における二塁送球のMLB平均タイムは2.01秒で、コントレラスはそれを大きく上回った。
17日(同18日)にワシントンDCで開催されるオールスター戦でも、コントレラスの“バズーカ砲”が炸裂するのか楽しみだ。