右手にナチョス+左手でファウル好捕→歓喜 美技披露の女性ファンが話題に
ロッキーズ本拠地で女性ファンがスーパーキャッチ
メジャーの前半戦最終日に驚愕の美技が誕生した。舞台となったのは、15日(日本時間16日)にロッキーズ本拠地で行われたマリナーズ戦。だが、スタンドのファンを沸かせたのは、グラウンド上の選手ではなく客席のファンだった。
まさかのプレーが生まれのは、2-2の同点で迎えた4回裏、2死走者なしの場面だった。打席に立ったロッキーズのデズモンド外野手は、マリナーズ先発リークが投じた初球の外角カッターを強振。打球は一塁席後方へと勢いよく飛び込んだ。何の変哲もないファウルボールになるかと思いきや、次の瞬間、スタンドが沸いた。
なんと、右手にナチョスを持った女性ファンが、左手1つでファウルボールを鷲づかみにしてみせたのだ。
ボールをつかんだ左手を高々と突き上げると、ナチョスを持った右手はそのまま、ボールを右脇に挟むと、左手で周りのファンとハイタッチ。まさかの美技炸裂に、スタンドのファンは拍手喝采だった。
MLB公式サイトの人気動画コーナー「Cut4」でも、このスーパーキャッチを特集。突如飛び込んできたファウルボールに食べ物を粉砕された過去の“悲劇”に触れ、客席で食べ物を持ちながら歩いている時は注意が必要なことが「ルール」だとした。だが、この日スーパーキャッチを見せたファンは「通説を覆した」と“認定”。食べ物が粉砕される悲劇から逃れたばかりか、素手キャッチ→勝利のポーズを決めた女性ファンを称えた。