メジャーに“鳥人”出現!? 遊撃手の曲芸プレーに実況「ミラクル級のタッチ」
ツインズ遊撃ポランコがジャンプ一発の捕球から…
メジャー前半戦最終戦が行われた15日(日本時間16日)、ツインズ本拠地に“鳥人”が現れた。レイズとの試合でツインズ遊撃ホルヘ・ポランコが見せた曲芸タッチが話題を呼んでいる。
衝撃のプレーが生まれたのは、ツインズが1-3と2点ビハインドで迎えた3回表だった。レイズ攻撃の場面で、1死走者なしからクロンが内野安打で出塁。続くウェンデルの初球だった。マウンド上のロメロが1球目を投じた瞬間、一塁走者のクロンは二塁を目指した。
すると、捕手ガーバーはワンバウンドしたボール球を捕球するや否や二塁へ送球。高めに逸れた送球はそのままセンターへ抜けるかと思われたが、ベースカバーに入った遊撃ポランコは高々と飛び上がってキャッチすると、すぐさまかがみ込むように着地。足から滑りこんできたクロンにタッチし、間一髪でアウトに仕留めた。
これに興奮を隠せなかったのが、地元で試合を中継する「FOXスポーツ・ノース」の実況チームだった。実況アナのディック・ブレマン氏は「ポランコ、おぉ何というタッチでしょう!」と絶叫。さらに「ミラクル級のタッチをしました!」と、まさにドンピシャのタイミングで捕球→着地した遊撃手を称えた。
解説を務める球団OBのバート・ブレイレブン氏も「素晴らしいアスリートによる傑出したプレーでした」と絶賛。地元ファンからは大きな拍手が送られた。
ポランコの美技で追加点を許さなかったツインズは、7回に逆転に成功。9回に同点に追いつかれたが、延長10回にドージャーが16号満塁弾を放ち、サヨナラ勝ちを収めた。