支配下登録期限は7月末 各球団の残り枠は? 育成選手の支配下昇格候補は…

ソフトバンクは大竹、周東のルーキー2人が面白い

 ソフトバンクと広島が残り1枠となり、その他のほとんどの球団は残り2枠に。不祥事を起こした柿澤を自由契約とした巨人は1人少なくなり67人となった。ロッテだけが、支配下登録65人と、5人もの枠を残している。

 残り10日となる登録期限。毎年、この期限末にあるのが、育成選手の支配下契約への昇格だ。今後、1軍の戦力となり得る可能性がある選手はいるか。支配下昇格のありそうな成績をファームで残している選手を見てみよう。

 千賀滉大や甲斐拓也、石川柊太など数多くの育成出身選手が活躍しているソフトバンク。抱える育成選手も24名と多いが、その中で昇格候補となりそうな選手は4人か。1人が早稲田大から今季入団したルーキーの大竹耕太郎投手。技巧派左腕ではあるが、ここまで20試合に投げて8勝負けなし。防御率1.84の好成績を残し、6月のファーム月間MVPにも輝いた。

 同じく東農大オホーツクから入団したルーキーの周東佑京外野手も、面白い存在だ。とにかく足が速い。ウエスタンリーグで62試合に出場。打率は.253と高くないが、14盗塁を決めている足は、おそらく12球団の1軍選手でも屈指のもの。平凡な内野ゴロでも内野安打にしてしまう驚異のスピードを誇り、フレッシュオールスターでもその走力を発揮していた。

巨人は既に3選手を支配下に昇格、さらなる支配下入りはあるか

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