支配下登録期限は7月末 各球団の残り枠は? 育成選手の支配下昇格候補は…
巨人は既に3選手を支配下に昇格、さらなる支配下入りはあるか
かつて最速157キロを誇った左腕の川原弘之投手も故障から復活を遂げ、ウエスタンリーグで17試合に登板。2勝1敗1セーブ、防御率2.33とまずまずの成績を残している。ファームでチーム最多の24試合に投げている右サイドハンドの野澤佑斗も防御率2.45とまずまずの成績。ソフトバンクの残る支配下枠は残り1枠だが、その枠に滑り込む選手はいるか。
ソフトバンクに次ぐ22人の育成選手を抱える巨人。今季は既に高木京介投手、サムエル・アダメス投手、クリストファー・クリソストモ・メルセデス投手の3人を昇格させているが、残り3枠に入りそうなのが、松原聖弥外野手、ホルヘ・マルティネス内野手あたりか。
2016年育成ドラフト5位で明星大から入団した松原はイースタンリーグで打率.309の好打率をマークし、リーグ2位の12盗塁(盗塁刺も11あるが…)を記録。マルティネスは日本ハム清宮に2本差に迫る13本塁打を放ち、打率.271もまずまずの数字を残している。
西武では真颯館高から育成ドラフト1位で入団したルーキーの高木渉外野手が打率.270とまずまずの打率を残し、オリックスの2年目・坂本一将内野手も46試合と出場試合は多くないが、打率.299と成績は悪くない。
DeNAは3年目の田村丈投手が24試合に投げて防御率1.95と好成績を残している。ヤクルトでは右肩の故障からの復帰を目指す古野正人投手が実戦に戻り、9試合に投げて2勝2敗、防御率2.10をマークしている。
支配下登録期限まで、残された期間はあとわずか。吉報が届き、3桁の背番号から脱することが出来る選手は出てくるだろうか。