聖愛が弘前工との接戦制し決勝進出 八戸学院光星と激突へ

青森大会の決勝は八戸学院光星対聖愛に決定!
青森大会の決勝は八戸学院光星対聖愛に決定!

最後はけん制死で幕切れ、走塁が勝負を分ける

 第100回全国高校野球選手権の地方大会は20日、各地で熱戦が繰り広げられた。北北海道大会と青森大会では準決勝が行われ、青森大会の第2試合では、5年ぶり2度目の甲子園出場を目指す聖愛が弘前工を2-1で下して決勝進出。決勝で八戸学院光星と対戦することになった。

 聖愛は1-1の7回、1死二塁から三ゴロが一塁に送球される間に二塁走者が三塁へスタート。これを刺そうとした一塁手の送球が悪送球に。ボールが転々とする間に本塁まで生還して勝ち越し。この1点が決勝点になった。

 弘前工は9回、失策で出した走者をバントで二塁に進めたが、次打者の内野ゴロで走者が飛び出して挟まれた。2死一塁からけん制死で試合終了となり、走塁をめぐるプレーでのミスが響いて1点差で敗れた。

 弘前地区の強豪校である両校は、一昨年の準々決勝で聖愛が2-8の9回、一挙8点を奪って10-8と劇的な逆転勝ち。2年ぶりの対戦でリベンジを目指した弘前工だったが、今回も返り討ちにあった形だ。

 これにより、青森大会は全国で最も早く決勝進出の2校が決定。聖愛と2年ぶり9度目の甲子園を狙う八戸学院光星が、聖地への切符をかけて激突することになった。

【表】決勝進出の2校が決定!決勝戦は22日に開催 青森大会のトーナメント表

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