大谷翔平、投手復帰へ向けてキャッチボール 18メートルの距離で約50球
20日に投球練習再開を許可されたばかり
右肘靭帯損傷から投手としての復帰も目指しているエンゼルスの大谷翔平投手が、20日(日本時間21日)の本拠地アストロズ戦前に水原一平通訳相手に約50球のキャッチボールを行った。
エンゼルスタジアムで打撃練習を終えた大谷はグラブを手にした。バッティングケージから飛び出すとレフトへ。水原通訳相手にキャッチボールをスタートした。
距離はマウンドと本塁間の約18メートル。ゆっくりとしたフォームでボールを投げていた二刀流右腕だが、30球を超えた辺りでセットポジションに。平地ながら試合本番をイメージするように丁寧に15球を投げた。
開幕以来、二刀流の活躍でメジャーを席巻していた大谷だが、6月7日(同8日)に右肘内側側副靱帯の損傷と診断された。その後は、多血小板血漿(PRP)注射と幹細胞注射の治療を受け、リハビリを開始。先に打者として復帰し、19日(同20日)にはロサンゼルスでスティーブ・ユン医師の診察を受けて投球練習の再開を許可されたばかり。同日も同じ約18メートルの距離でのキャッチボールを行っていた。
マイク・ソーシア監督は「セイゲンナシだ」と投球練習“解禁”に満面の笑みを浮かべていたが、大谷が二刀流復活に向けて確かに前進している。
(Full-Count編集部)