大谷翔平、今季4度目の1試合3三振 CY賞カイケル打てず エ軍は後半黒星発進
カイケルの内角球に歯が立たず
エンゼルス大谷翔平投手が20日(日本時間21日)、本拠地でのアストロズ戦に「5番・DH」で先発出場し、今季4度目の1試合3三振を喫した。2015年サイ・ヤング賞左腕ダラス・カイケルの前に打線は沈黙。エンゼルスは1-3で敗れ、後半戦は黒星スタートとなった。
カイケルの巧みな投球術に手も足も出なかった。2点を追う2回1死走者なしで迎えた第1打席は、カウント2-2から5球目90.7マイル(約146キロ)内角ツーシームで見逃し三振。3点ビハインドの5回先頭での第2打席には、同じく2ボール2ストライクからの5球目内角90.6マイル(約146キロ)内角ツーシームにバットが空を斬った。
カイケルは7回2死まで1四球を許したのみ、ノーヒットノーランの快投を続けたが、アップトンが放った鋭い打球は遊撃手のグラブを弾く安打となった。続いて打席へ向かった大谷は、カウント2-2からの6球目90.5マイル(約146キロ)内角ツーシームを空振りし、三振に倒れた。
大谷は4月19日(同20日)レッドソックス戦、5月16日(同17日)アストロズ戦、7月3日(同4日)マリナーズ戦に続き、今季4度目の1試合3三振。打率を.277とした。
プレーオフ進出に向け、後半戦は好スタートを切りたかったエンゼルスだが、昨年の世界一軍団に立ち塞がられた。
(Full-Count編集部)