元Gマイコラス、“産休”明け初戦は5回6安打2失点で勝敗つかず 74球で降板

5回2失点と好投したカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】
5回2失点と好投したカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】

ローレン夫人は無事に双子を出産、カージナルスは救援陣が打たれて敗戦

 巨人からカージナルスに移籍したマイルズ・マイコラス投手が22日(日本時間23日)、後半戦初めての先発マウンドに上がり、5回6安打2失点6奪三振2四球で勝敗はつかなかった。カージナルスは救援陣が打ち込まれて2-7で敗戦。同地区のライバル・カブスと4日で5試合を行ったが、2勝3敗と負け越した。

 マイコラスは前半戦最終戦の22日(同23日)レッズ戦に登板後、オールスターが行われたワシントンDCに入ったものの、ローレン夫人の出産が近づいたために“離脱”。その後、パタニティー・リスト(産休制度)に入ったが、ローレン夫人が無事に双子を出産していた。

 後半戦初の先発登板となった右腕は、初回は3者凡退のスタート。2回は先頭バエスにヒットを許すも、捕手のモリーナが二盗を阻止して結果的に3人で攻撃を終わらせた。

 3回はヒットと敬遠四球で2死一、二塁のピンチを背負ったが、ブライアントを三ゴロに仕留めて無失点。一方、打線は初回にデヨングの犠飛で1点を先制すると、4回にはムノスのタイムリーで追加点を奪った。

 しかし、マイコラスは4回に先頭ヘイワードを歩かせると、1死二塁とされてハップに適時二塁打を浴びる。さらに、2死二塁からコントレラスにもタイムリーを許して同点とされた。

 5回はヒット2本で1死一、二塁とされたが、ヘイワードを二ゴロ併殺打に仕留めて無失点。6回の打席で代打を送られ、降板した。カージナルスはその後、救援陣が次々と打ち込まれて敗れた。

 産休明け初戦のマイコラスは74球を投げてストライクは50球。防御率は2.82となった。

(Full-Count編集部)

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