“おもてなし担当”も積極アピール 走力改善のロッテは“掃力”も向上中!?

「海につづくプロジェクト -LEADS TO THE OCEAN-」(以下LTO)の一環として行われたゴミ拾いの様子【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】
「海につづくプロジェクト -LEADS TO THE OCEAN-」(以下LTO)の一環として行われたゴミ拾いの様子【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】

ZOZOマリン主催試合前後にスタジアム周辺のゴミ拾い―

 今季のロッテはプレーオフ圏内での健闘が続く。リーグ最下位に沈んだ昨季からの巻き返しへ向けて、就任1年目の井口資仁監督が徹底してきた走力の改善が成果を挙げていることは見逃せない。では、グラウンドを離れたところでも、チームが“掃力”の向上に取り組んでいることはご存知だろうか。

 球団は現在、「海につづくプロジェクト -LEADS TO THE OCEAN-」(以下LTO)の一環として、ZOZOマリンスタジアム主催の試合前後にスタジアム周辺のゴミ拾いを続けている。湘南の江の島でビーチクリーンを行ってきたNPO法人海さくらとともに、ファンへ参加を呼びかけて、次第に活動が認知されるようになってきた。

 今季はこれまで9回行われ、シーズン終盤の9月下旬まで全16回の実施が予定されている。「海にゴミは行かせない!」を合言葉とするLTOの活動は、今年で4年目を迎えた。2015年7月にプロジェクト参加を表明した湘南ベルマーレを手始めに、現在、その理念に賛同するプロスポーツチームはロッテ以外にも、Jリーグ9クラブ、Bリーグ1チームを含む合計11チームを数える。今後も参加するチームは増える見込みだ。

 ロッテのホームページでは日程や詳細だけではなく、活動の様子も閲覧できる。おもてなし担当の上野大樹氏は自身のツイッターでのアピールも積極的だ。2008年ドラフト3位でロッテに指名された上野氏は、プロのマウンドで通算7年、右腕を振るった。現役を退いた現在も、海と由縁の深いチームの魅力を語る。

上野氏「今でも幕張の海を眺めてホッとすることがある」

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