“おもてなし担当”も積極アピール 走力改善のロッテは“掃力”も向上中!?

上野氏「今でも幕張の海を眺めてホッとすることがある」

「選手時代、シーズン中の気持ちをリフレッシュしたい時や、オフシーズンにも海岸沿いによくランニングへ行きましたね。海を見ると気分もいいですよね! 職員になってもそれは変わりません。今でも幕張の海を眺めてホッとすることがあります」

 上野氏は、地域貢献活動への取り組みが野球の普及にもつながると考える。プロとして試合の勝敗にこだわる姿勢を見せるのは当然だが、LTOの活動を通して「試合に勝っても負けても何回でも来たい」「負けたけど今日は楽しかった」との声を増やしていくのが目標だ。「海をきれいにするお手伝いもできて、今年のZOZOマリンは優しくて楽しくてうれしい!」といったファンの声が、何よりの清涼剤となる。

 活動日の集合場所はMチケット窓口付近で、事前の参加予約は不要。ゴミ袋と専用トングも用意されているため、飛び入りでも参加ができる。活動参加1回につきカードへ押されるスタンプを11個集めると、「ゴミ拾いマスター」に認定されてプレゼントが進呈される予定だ。

 応援しているチームが勝てば、今日の試合を振り返りながら意気軒高に。負けたら、悔しさをゴミと一緒に袋の中へ。幕張の海の美しさに感じ入りながら、活動へ参加してみてはいかがだろうか。

※「LEADS TO THE OCEAN(通称:LTO)」とは、“海と日本プロジェクト”の一環として、スポーツと環境をテーマに新たなアプローチで環境問題に取り組むプロジェクト。本プロジェクトは、千葉ロッテマリーンズ・日本財団・NPO法人海さくらの3社共催で実施している。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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