トレードは果たして成果を生むか? ハム大田、公文、西武榎田の成功例の一方で…

2017年は日本ハムに絡んだトレードが4件あった

○2017年シーズン
・エドウィン・エスコバー(日本ハム→DeNA)
日本ハム:14試合1勝2敗0セーブ0ホールド 5.64
DeNA:27試合1勝3敗2セーブ7ホールド 3.44
※2018:34試合2勝2敗0セーブ10ホールド 2.25
・黒羽根利規(DeNA→日本ハム)
DeNA:1軍出場なし
日本ハム:19試合29打数8安打0本塁打1打点 .276

・屋宜照悟(日本ハム→ヤクルト)
日本ハム:1軍登板なし
ヤクルト:2試合0勝0敗0セーブ0ホールド54.00
・杉浦稔大(ヤクルト→日本ハム)
ヤクルト:5試合0勝1敗0セーブ0ホールド 3.86
日本ハム:1軍登板なし
※2018:1試合1勝0敗0セーブ0ホールド 0.00

・ルイス・クルーズ(巨人→楽天)金銭
巨人:9試合32打数5安打0本塁打3打点 .156
楽天:13試合37打数6安打0本塁打2打点 .162

・谷元圭介(日本ハム→中日)金銭
日本ハム:36試合0勝2敗1セーブ21ホールド 3.31
中日:18試合0勝1敗0セーブ6ホールド 6.00

・ルイス・メンドーサ(日本ハム→阪神)ウェーバー
日本ハム:20試合3勝7敗0セーブ0ホールド 3.97
阪神:4試合0勝2敗0セーブ0ホールド 5.14

○2017年オフ
・山田大樹(ソフトバンク→ヤクルト)
ソフトバンク(2017)2試合1勝0敗0セーブ0ホールド 3.68
ヤクルト(2018)2試合0勝1敗0セーブ0ホールド 15.88

・西田哲朗(楽天→ソフトバンク)
楽天(2017)22試合22打数3安打0本塁打0打点 .136
ソフトバンク(2018)28試合56打数13安打3本塁打8打点 .232
・山下斐紹 ソフトバンク→楽天
ソフトバンク(2017)1試合2打数1安打0本塁打0打点 .500
楽天(2018)16試合28打数6安打0本塁打1打点 .214

○2018シーズン
・岡本洋介(西武→阪神)
西武(2017)14試合6勝3敗1セーブ0ホールド 5.34
阪神(2018)6試合0勝0敗0セーブ0ホールド 2.35
・榎田大樹(阪神→西武)
阪神(2017)3試合0勝0敗0セーブ1ホールド 1.42
西武(2018)13試合7勝2敗0セーブ0ホールド 3.11

・市川友也(日本ハム→ソフトバンク)金銭
日本ハム:1軍出場なし
ソフトバンク:23試合40打数7安打2本塁打5打点 .175

・伊藤光(オリックス→DeNA)
オリックス:7試合13打数0安打0本塁打0打点 .000
DeNA:6試合19打数6安打1本塁打4打点 .316
・赤間謙(オリックス→DeNA)
オリックス:1軍出場なし
DeNA:1軍出場なし
・白崎浩之(DeNA→オリックス)
DeNA:1軍出場なし
オリックス:4試合2打数0安打0本塁打0打点 .000
・高城俊人(DeNA→オリックス)
DeNA:28試合66打数9安打0本塁打3打点 .136
オリックス:1軍出場なし

・小川龍也(中日→西武)金銭
中日:1軍登板なし
西武:?

・曽根海成(ソフトバンク→広島)
ソフトバンク:1軍出場なし
広島:?
・美間優槻(広島→ソフトバンク)
広島:30試合36打数5安打0本塁打1打点 .139
ソフトバンク:?

 最も新天地で輝いているのは、やはり日本ハムの大田泰示か。巨人では期待されながらも、なかなか結果を残せなかったが、日本ハム移籍後は外野手のレギュラーに。現在は骨折で離脱中だが、環境が変わって激変を遂げた選手の1人だろう。大田とともに日本ハムに移籍した公文も貴重な左のリリーフとして活躍中だ。

 2016年シーズンにトレードでオリックスからヤクルトへ移籍した近藤は翌シーズンから中継ぎとして台頭。今季もセットアッパーとして既に41試合に投げている。今季のトレードでいえば、開幕前に西武と阪神の間で成立した岡本洋介と榎田大樹のトレード。岡本は苦労しているが、榎田は西武の先発ローテで不動の存在となり、ここまで7勝をマークしている。

 大田や公文、そして榎田や近藤のように、新天地で大活躍している選手もいる一方で、多くの選手はなかなか結果を残せていないと言える。果たして、この7月に入ってトレードとなった選手たちは、新天地でどれほどの輝きを見せられるか。注目していきたい。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY