抜群の制球力で通算3000奪三振 “精密機械”マダックスが米で再び脚光
マダックスは13年前のジャイアンツ戦で通算3000奪三振を達成
抜群の制球力でMLB通算355勝を挙げたグレッグ・マダックス投手。精密機械の異名を持つ右腕はメジャーの歴史の中でも様々な記録を打ち立ててきた。MLB公式ツイッターは、近年米国で定着している「#TBT(Throw Back Thursday)」の企画でマダックスの3000奪三振を振り返っている。
マダックスは2005年の7月26日(日本時間27日)のジャイアンツ戦で史上13人目の通算3000奪三振を達成した。MLB公式ツイッターは「13年前にグレッグ・マダックスが、彼の“特許モノ”のツーシームで3000個目の三振を奪う」と文言を添え当時の動画を公開している。
左打者の内角から急激に変化するツーシームで節目の三振を奪うマダックスの姿にファンも歓喜の声を挙げている。
「他の誰よりも優れている」
「ワォ、時はあっという間だね。もう13年経ったのか?」
「球界には素晴らしい選手がこれまでにもたくさんいたけど、達人はほんのわずかしかいない。彼はその中の貴重な一人」
「マダックスより優れたコントロールの持ち主はいない」
「素晴らしい投手! 彼のプレーを見れるなんて、自分は恵まれている。正直言って彼は私の中で史上最高の投手トップ5に入っている」
「彼の投球を見るのが好きだった。間違いなくスペシャル」
「私はこの試合を(球場で)見ていたが、昨日のことのようだ」
「もしグレッグ・マダックスがこの時代に投げていたら、神になっているよ」
「それは極めて素晴らしい一球だね」
サイヤング賞4回、最多勝3回、最優秀防御率4回…、挙げればキリがない数々の成績を残したマダックス。2008年に引退してから10年が経過したが、ファンは今もなお“精密機械”の投球が胸に残っている。