日ハムから移籍のロッテ岡が入団会見 「走攻守全てでアピールしたい」
26日に藤岡貴裕と電撃トレード
日本ハムからロッテにトレード移籍した岡大海外野手が28日、ZOZOマリンスタジアムで入団会見に臨んだ。背番号は「39」。
26日に左腕・藤岡貴裕との電撃トレードでロッテ移籍が決まった27歳は、ロッテについて「積極的に走塁や盗塁をし、守り勝つ野球というイメージ。選手一丸となっていて、ファンの応援に迫力がある」と印象を語った。一緒に会見に臨んだ林信平球団本部長は「ポテンシャルの高い選手。いわゆる5ツール。荻野選手の離脱でできた穴を埋めてあまりある活躍をしてほしい」と期待。すると、岡は「来たからにはマリーンズで日本一になりたい。少しでも力になれるように精一杯頑張ります」と話した。
倉敷商、明治大を経て、2013年ドラフト3位で日本ハム入り。今季は控えの外野手として28試合に出場し、打率.154の成績を残していた。2016年に日本ハムが10年ぶり日本一に輝いた時は、41試合に出場し、打率.374の成績で勝利に結びつく活躍をし、栗山監督に“勝利の男神様”と称されたこともある。
ロッテは、今季開幕から好調だった荻野貴司外野手が、9日西武戦で右手人差し指に投球を当てて骨折し、全治2か月を要するアクシデント発生。若手外野選手は数多く控えるが、俊足と強肩を持つ岡は即戦力としての期待される。
岡は「打つ方でも走る方でも守る方でも、全てでアピールしたい。その中でも走力をどんどん生かしていきたい」と、熾烈な外野手争いでアピールを続けるつもりだ。トレードが決まってから2日間。「まだバタバタしていて、正直まだ実感が沸かない」というが、札幌ドームでロッカー整理をしながら気持ちも整理してきた。突然のトレード決定だったが「チャンスだと思った」と目を輝かせる。ここまで育ててくれた日本ハムのためにも、ロッテで活躍することが何よりもの恩返し。心機一転。登場曲も「エースをねらえ!」から変更し、新天地で再スタートを切る。
(Full-Count編集部)