大谷翔平が試合前にキャッチボール 指揮官「重要だがショウネンバではない」
球団トレーナーを相手に約80球
エンゼルス大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地でのマリナーズ戦の前に、キャッチボールを約80球行った。マイク・ソーシア監督は、現在の24歳右腕の状態について「まだ初期段階」としながらも「後退はしていない」と評価した。
大谷はキャッチボールの途中にセットポジションからの投球も混ぜ、力強いボールを球団トレーナーに向かって投げ込んだ。指揮官は「距離は徐々に延びて80?90フィート(約24~27メートル)投げているが、まだ初期段階。ただ後退はしていない。今やっていることは重要だが、ショウネンバではない」と、得意の日本語を使いながら説明した。
さらに「彼が100%の状態でマウンドに立ち、セイゲンナシで投げられれば、我々は非常にうれしい」と話し、大谷が投手として復活することを待ち望んだ。