元西武C.C.リーが“台湾初セーブ” キレキレの変化球は「なんてえげつない」
31歳で台湾プロデビュー「なんてえげつない投球」
元西武のC.C.リー投手が台湾球界入りし、28日に初セーブを挙げた。その投球が「えげつない」と現地で話題となっている。
大学卒業後にインディアンスとマイナー契約を結んだ台湾出身のリーは2013年にメジャーデビューし、3シーズンで47試合に登板。そして、2016年には西武に加入したが、18試合登板で防御率6.48と結果を残せず、1年で自由契約となった。
その後、再び渡米してロッキーズとマイナー契約を結んだものの、メジャー復帰は果たせず。今季もドジャースのマイナーでプレーしたが、昇格することはできずに契約を破棄し、台湾球界にプレー機会を求めた。7月2日のドラフト会議で中信兄弟から1巡目指名を受けて入団。そして、31歳にして出身地の台湾プロ野球でデビューを果たした。
富邦戦で6-3と3点リードの9回に登板。3者凡退、2奪三振という快投を披露し、デビュー2戦目で初セーブを挙げたが、CPBL公式ツイッターはその投球の動画を公開。切れ味抜群のスライダーで空振りを奪っており、動画には「C.C.リーが台湾に戻り初セーブを挙げた。なんてえげつない投球だ」との文言を添えている。
様々な経験を積んで台湾に戻った右腕の投球は、今後も注目を集めそうだ。